共創機構WIPO GREEN特設ページ

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WIPO GREENデータベース登録技術一覧(2023年2月21日現在)

所属 研究(代表)者 タイトル

掲載先リンク

(掲載年月日)

工学研究科 木田敏之 教授 有機媒体中のハロゲン化芳香族化合物を選択的に吸着除去できる植物性吸着剤

WIPO GREEN
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(2022年4月)

工学研究科 宇山浩 教授 海洋生分解性バイオプラスチックプラットフォーム(MBBP)

WIPO GREEN
共創機構HP

(2022年4月)

工学研究科 千賀英敬 助教 浮体式垂直軸型風車の構造と組立・設置方法

WIPO GREEN
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(2022年4月)

基礎工学研究科 白石康浩 准教授 過酸化水素製造方法、過酸化水素製造用キット並びにそれらに用いる有機高分子光触媒及びその製造方法

WIPO GREEN
共創機構HP

(2022年4月)

基礎工学研究科 満留敬人 准教授 リン化ニッケル触媒およびこれを用いた水素化有機化合物の製造方法

WIPO GREEN
共創機構HP

(2022年4月)

産業科学研究所 能木雅也 教授 電子回路用セルロース膜(CNFの自然循環型IoTデバイスへの応用)

WIPO GREEN
共創機構HP

(2022年4月)

高等共創研究院/
産業科学研究所
後藤知代 准教授 水浄化用ナノサイズ海苔様チタン酸ナトリウムシート吸着剤

WIPO GREEN
共創機構HP

(2022年4月)

高等共創研究院/
 先導的学際研究機構
大久保敬 教授 効率的なメタン利用のための革新的技術

WIPO GREEN
共創機構HP

(2023年2月)

※所属・肩書は掲載時点のものです

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WIPO GREEN関連ホームページへのリンク

WIPO GREENホームページ
WIPO GREENデータベース
特許庁特設サイト:WIPO GREENとの協力 | 経済産業省 特許庁 (jpo.go.jp) 
大阪大学SDGsホームページ:大阪大学×SDGs (osaka-u.ac.jp)

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2023.3.2 Thu

世界知的所有権機関(WIPO) ダレン・タン事務局長が来学

2023年3月2日(木)、組織トップのダレン・タン事務局長はじめ、国連機関である世界知的所有権機関(World Intellectual Property Organization;以下 WIPO)関係者が本学を訪問されました。この訪問は、ダレン・タン事務局長の来日に合わせ、昨年4月にWIPOの環境技術に関するグローバルプラットフォームである「WIPO GREEN」にパートナーとして認定されたことを受けて実現したものです。
西尾章治郎総長からWIPO GREENパートナー認定に関する謝辞とともに歓迎の挨拶を行った後、西尾章治郎総長、河原源太理事・副学長、笹野秀生共創機構特任教授から、本学の産学連携・知的財産に関する活動や、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に向けた本学の取組などを説明し、本学の組織対組織の産学連携の取組、技術移転・ベンチャー創成に際しての知的財産の重要性、大阪・関西万博に関して活発な意見交換が行われました。

会議室における意見交換の様子

本部棟会議室にて(左から、(特許庁)田内幸治国際政策課多国間政策室長、(本学)笹野特任教授、河原理事・副学長、西尾総長、(WIPO)タン事務局長、夏目健一郎事務局長補、澤井智毅日本事務所長、五十棲毅PCT法務・国際局上級部長、廣田健介参事官、橋本祐佳アソシエート・リサーチ・オフィサー)

西尾総長、河原理事・副学長との意見交換後には、核物理研究センターにおいて、青井考教授・副センター長から、サイクロトロン施設の紹介と共に、同センターでの研究成果を用いた本学発ベンチャーの取組を説明し、高い関心が示されました。

核物理研究センターにて青井教授・副センター長(左から2番目)から説明を受けるWIPOからの来学者

核物理研究センター訪問の後、本学教職員・大学院生との意見交換がInnovators’ Club専用スペース(産学共創C棟2階)にて行われました。
まず、Innovators Clubに所属する大学院生2名からの発表および質疑を行いました。
熊内環さん(工学研究科・松崎研M2)からは、3Dプリンティングなどを用いて培養肉を製造する研究の紹介、鐘ヶ江壮介さん(工学研究科・小泉研D2)からは時間と共に形状を大きく変化させ得るメタマテリアルに関する研究の紹介がなされ、技術面、事業面、起業に関する意識などについて、活発な質疑応答が行われました。

(左写真)熊内環さんによる発表の様子、(右写真)鐘ヶ江壮介さんによる発表の様子

その後、星本陽一工学研究科准教授によるCOおよびCO2が混在する粗水素から純度の高い水素を精製・貯蔵する研究や社会実装のための知的財産取得の経験談などの紹介、並びに、大久保敬高等共創研究院教授によるメタンから常温常圧でメタノール及びギ酸を合成する研究(WIPO GREENデータベース掲載)や北海道興部町におけるプロジェクトの紹介が行われ、それぞれ高い関心と活発な質疑応答が行われました。
ダレン・タン事務局長からは、研究成果の事業化の際には知的財産が重要な役割を果たすが、その際、特許だけではなく、デザイン、商標(ブランド)などの知的財産にも広く目を向けて欲しいとのコメントがありました。

(左写真)星本准教授による発表の様子、(右写真)大久保教授による発表の様子

歓談の様子

教職員・大学院生との意見交換会場(Innovators’ Club専用スペース)にて(左から、南佑輝特任研究員、鐘ヶ江さん、星本准教授、笹野特任教授、タン事務局長、大久保教授、熊内さん、夏目事務局長補、五十棲上級部長)

関連記事:

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2022.7.27 Wed.

WIPO GREENパートナー参加記念講演が行われました

2022年7月27日(水)、世界知的所有権機関(World Intellectual Property Organization;以下 WIPO)日本事務所の澤井智毅所長により、本学がWIPO GREENパートナーとなったことを記念して講演が行われました。この記念講演は、大阪大学知的基盤総合センター(IPrizm)及び法学部知的財産法ゼミが共催し、共創機構の後援により、開催されたものです。
澤井所長からは「世界のイノベーションと知的財産」と題して、イノベーションに関する日本及び世界の状況、知的財産のイノベーションやSDGsへの貢献、イノベーションを起こすための洞察力の重要性などをお話しいただき、活発な質疑応答が行われました。

澤井所長による講演の様子

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2022.7.1 Fri

WIPO日本事務所澤井所長が来学されました

2022年7月1日(金)、世界知的所有権機関(World Intellectual Property Organization;以下 WIPO)日本事務所の澤井智毅所長が本学を訪問されました。この訪問は、澤井所長の来阪に合わせ、4月にWIPOの環境技術に関するグローバルプラットフォームである「WIPO GREEN」にパートナーとして認定されたことを受けて実現したものです。
意見交換では、西尾章治郎総長、金田安史統括理事・副学長、北岡康夫共創機構イノベーション戦略部門長・教授、笹野秀生同副部門長・特任教授と、産学連携や人材育成に関して活発な意見交換が行われました。

総長室にて(右から、金田統括理事、西尾総長、澤井所長、北岡教授、笹野特任教授)

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2022.4.11 Mon.

 大阪大学発の環境技術の社会実装を促進します
~「WIPO GREEN」へのパートナー参加について~

国立大学法人大阪大学(以下 大阪大学)は、2022年4月11日に、国連機関である世界知的所有権機関(World Intellectual Property Organization;以下 WIPO)が運営する「WIPO GREEN」にパートナーとして認定されました。

「WIPO GREEN」は、WIPOが運営する、環境技術の技術移転を促すためのグローバルプラットフォームです。WIPOは、インターネット上で、世界中から集められた環境技術及びニーズの情報や、専門家情報等を収録したWIPO GREENデータベースを公開しています。このようなデータベース運営や、技術移転促進プロジェクトを通じて、環境技術の提供者と、環境技術を必要とする者とを引き合わせる場を提供し、環境問題の解決に向けた取り組みを促進しています。
大阪大学は従来より、SDGs (Sustainable Development Goals)の理念を、本学の営みすべてに通底するものと捉え、SDGsという世界共通のプラットフォームを介した多様な主体との共創ネットワークの中で、科学技術・学術の進展を図り、未来を担う人材を育成し、社会の安寧と福祉、世界平和、人類と自然環境の調和に努め、「生きがいを育む社会」の創造に貢献することを表明してきました。
WIPO GREENは、こうした大阪大学の取組に沿うものであることから、WIPO GREENにパートナーとして参加することで、大阪大学発の環境技術の社会実装を促進し、これまでの取組をより一層強化して参ります。

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