ベンチャー創成・社会実装支援 

ベンチャー創成・社会実装支援制度

大阪大学は、ベンチャー起業や知財ライセンス等を通じた社会実装に向けた以下の支援を行っています。

学内ギャップファンドによる支援

大阪大学は、研究成果の実用化を目指す本学教職員・学生の支援制度として下記のギャップファンドを設けています。加えて、JSTやNEDO、AMED等様々な外部グラントの案内も行っています。

実用化に向けたステージと各学内外グラントの位置づけ

 



ベンチャーキャピタルとのネットワーキング

大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社(OUVC)を含む連携ベンチャーキャピタル(以下連携VC)29社の紹介を通じて、起業にあたっての事業計画の立案や資金調達を支援します。
具体的には月1回、連携VC連絡会を開催しています。起業を目指す大学の教員・研究者・学生が登壇し、連携VC向けに研究シーズの事業化構想を紹介します。
その中で事業化へのアドバイスや投資も含め、ベンチャーキャピタルとの連携を図ります。こうした連携を通じ、ビジネスモデルの提言や経営人材の紹介等の協力を得ることで、
大学の研究シーズの早期社会実装に取り組んでいます。




令和4年度連携VC(29社:50音順)

アクシル・キャピタル・アドバイザーズ(株) Angel Bridge(株) 360iPジャパン(株) (株)デジタルガレージ ハックベンチャーズ(株) Monozukuri Ventures(株)
ANRI(株)  大阪大学ベンチャーキャピタル(株)  (株)ジェネシア・ベンチャーズ (株)東京大学エッジキャピタル Beyond Next Ventures(株) モバイル・インターネットキャピタル(株)
池田泉州キャピタル(株) 京銀リース・キャピタル(株) (株)ジャフコ ニッセイ・キャピタル(株) みずほキャピタル(株) (合)ユーグレナSMBC日興リバネスキャピタル
World Innovation Lab  グローバル・ブレイン(株)  栖峰投資ワークス(株) 日本ベンチャーキャピタル(株) 三菱UFJキャピタル(株) りそなキャピタル(株)
SMBCベンチャーキャピタル(株)   (株)慶應イノベーション・イニシアティブ (株)ディープコア バイオ・サイト・キャピタル(株) MedVenture Partners(株)

産学連携支援体制

共創機構では各分室(医学部分室、工学部分室、豊中分室)と連携しながら、
各部局の研究シーズを発掘しています。
その上で学内グラント獲得支援や、ベンチャーキャピタルや外部協力機関等の協力を得ながら、
研究シーズの事業化を支援し、大学発ベンチャー創成を行っています。

参考:令和3年度までの官民イノベーションプログラム(出資事業)
   おけるベンチャー創成

文部科学省の官民イノベーションプログラムに基づき、大阪大学の研究成果の社会実装を進める中でベンチャー起業設立に向けた様々な支援を行うとともに将来のイノベーションエコシステム構築に取り組みました。具体的には主に、大阪大学ベンチャーキャピタル(OUVC)の立上げ及び学内ギャップファンドの運営です。

官民イノベーションプログラム(出資事業)


過去公募したギャップファンドと採択実績は以下の通りです。
5年間で計61社の案件(うち7件はシーズ育成グラントからプロジェクト育成グラントへ移行)を採択し、16社ベンチャー設立に至りました。


過去公募したギャップファンド概要


採択実績

H29実績 H30実績 R1実績 R2実績 R3実績 合計
起業シーズ育成グラント 4 12 6 0 3 25
若手研究者育成グラント 5 5
起業プロジェクト育成グラント 3 8 6 11 3 31
合計 7 20 12 11 11 61