未来社会共創コンソーシアム

趣旨

未来社会共創コンソーシアムは、大阪大学と産業界との共創を通して、将来の新たな社会的・学術的価値及びビジネスを社会に提供するための仕組みとして、2020年4月にスタートしました。
企業が提案する課題をベースに、社会課題の全体像の把握と本質的な問い立てを共に考え、解決のためのデザインを提案します。この仕組みによって、1研究者と1企業の共同研究では解決できない課題に対し、必要に応じ複数研究者、さらには複数企業が参画する産学・産産連携型の共同研究プロジェクトの企画提案等を行うことも可能となります。
未来社会共創コンソーシアムにおける活動を通じて、分野やセクターを超えた組織間連携を実現し、産学共創によるオープンイノベーションを推進していきます。

未来社会共創コンソーシアムの趣旨

制度概要

未来社会共創コンソーシアムは、以下のStep0~Step3で構成されます。
プロセスを動画でわかりやすく再現していますので、ぜひご視聴ください。

未来社会共創コンソーシアムのステップ構成
Step0:課題相談会
制度趣旨の説明と共通言語化、企業が求めるもの・課題とその背景の聞き取りを行います。(相談企業と大阪大学のみで実施)
Step1-1:共創課題検討会(Phase-1)
相談員との協議を通じて課題を整理、俯瞰し、検討対象とする領域・切り口を設定します。
Step1-2:共創課題検討会(Phase-2)
Phase-1の成果を基に、取り組むべき本質的な課題(共創課題)を設定します。その際には、必要に応じ研究者へのヒアリングやWSも実施します。
Step2:共創プロジェクト検討会
相談員及び研究者との協議を通じ、共創課題検討会で設定した課題の解決手段の構築、共創プロジェクト案の設定を行います。また、連携候補研究者等をご紹介します。
Step3:産学・産産共創プロジェクト
企業の実施判断後、産学・産産連携の共創プロジェクト(共同研究)が発足します。

情報の取り扱い

検討会の実施において、秘密として特定する情報を開示しようとする場合、当該開示に係る当事者間において、別途秘密保持契約等の契約を締結し、当該開示情報の取り扱いを定めることを原則とします。

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