受賞・表彰

令和元年度全国発明表彰「21世紀発明奨励賞」

受賞者:糸﨑秀夫 名誉教授
発明の名称:近赤外光による液体爆発物等の検査技術の発明

「21世紀発明奨励賞」は、科学技術的に秀でた進歩性を有し、かつ、中小・ベンチャー企業、大学及び公設試験研究機関等の研究機関に係る発明等を対象とする賞です。
受賞発明では、可視光よりわずかに波長の長い近赤外光を利用することにより、ボトルに入った液体を開封することなく、装置にかざすだけで数秒以内に液体を判定することを可能としました。この技術は、航空関連の欧州 44か国が加盟する欧州民間航空機関(ECAC)の認証を、日本で初めてかつ唯一受けて、国際的にその利用が認められています。

液体爆発物を検査する装置(株式会社 熊平製作所 製)薬品を検知すると赤いランプで警告し、飲料水などなら青いランプがつく。

令和2年度全国発明表彰「未来創造発明賞」

受賞者:関口清俊 寄附研究部門教授
発明の名称:再生医療用多能性幹細胞の培養基材の発明

「未来創造発明賞」は、中小・ベンチャー企業並びに大学及び公的研究機関に係わる発明が対象で、著しく優秀と認められる発明に贈られます。
受賞発明では、医療応用に適したヒト多能性幹細胞を安全かつ安定的に培養し、目的の細胞に分化させるための培養基材と培養法を提供するもので、近年注目を集めている再生医療の研究開発を支える基盤的技術となっています。

また、この受賞と合わせて、大阪大学も「未来創造発明貢献賞」を受賞しました。この受賞は、共同出願人である京都大学との共同受賞となります。

第1回日本オープンイノベーション大賞「文部科学大臣賞」

受賞者:大阪大学、中外製薬株式会社、大塚製薬株式会社、ダイキン工業株式会社
取組の名称:基礎研究段階からの産学共創~組織対組織の連携~

日本オープンイノベーション大賞は、我が国のオープンイノベーションをさらに推進するために創設された、今後のロールモデルとして期待される先導性や独創性の高い取組を対象とする賞です。

この受賞は、大阪大学と各社との間で進めてきた包括連携にもとづく、「組織」対「組織」による基礎研究段階からの産学共創が高く評価されたものです。
大阪大学と各社は、創薬分野と情報分野において、基礎研究から応用研究までのシームレスな連携体制を構築し、長期的なオープンイノベーションの実現を目指しています。

創薬分野

情報分野

第2回日本オープンイノベーション大賞「日本学術会議会長賞」

受賞者:大阪大学、量子科学技術研究開発機構、理化学研究所、高エネルギー加速器研究機構、住友重機械工業(株)
取組の名称:先導的な量子ビーム応用によるスマートな健康長寿社会の創出

この取組では、知・資金・人材の好循環を継続するエコシステムを構築することを目指して、社会実装を主眼においた新医療技術の開発や国際標準化などのコンソーシアムを形成し、先導的取組を実施していること、さらに医療やインフラなど幅広い分野への展開を精力的に実施していることが評価されました。