「OUエコシステム」×「りそなのネットワーク」 両者の強みで新価値創造し社会課題を解決 大阪大学とりそな銀行が連携協定を締結
2025.03.14(金)
2025.02.04(火)
大阪大学とりそな銀行は、相互が連携して大学の研究成果の社会実装を推進することを目的として、2025年2月4日に連携協定を締結しました。「よりよい未来社会の創造」及び「地域社会の発展」の実現に向け、世界をリードする研究力及びイノベーション創出の強固な基盤を誇る大阪大学と、広範なネットワークを有するりそな銀行が互いの強みを融合させ、新たな価値創造による社会課題解決を目指した共同研究等の組成や大阪大学発スタートアップの創出・育成に取り組みます。
具体の連携事業としては、大阪・関西の経済ポテンシャルや大学・産業の集積メリットを活かし、りそな銀行の取引先と本学の研究シーズの社会実装に向けたマッチングを行う「(仮称)阪大りそな共創HUB」を設置します。りそな銀行の社員が大阪大学に常駐する形で、大学と金融機関とが組織的にビジネスマッチングのプラットフォームを形成するユニークな取り組みです。また、本学の先進的な技術を活用したスタートアップの輩出及び成長を促すために、創業支援やベンチャーデットなどの従来の取り組みに加え、資金支援の新たな枠組みにより、総額10億円程度の支援がなされる予定となっています。
同日、本学中之島センターにおいて両者の共同記者発表を行いました。当日は、西尾章治郎総長と株式会社りそな銀行代表取締役社長の岩永省一氏が、連携の内容と意義を説明し、記者からは多数の質問が飛び交いました。
大学の研究成果の社会実装により、未来社会へ貢献していくことへの両者の強い意気込みが感じられる記者発表となりました。
写真上 記者との質疑応答の様子
写真下 共同記者発表での記念撮影