大阪大学発ベンチャーのアイポア株式会社が2億円の資金調達を実施しました

2023.08.23(水)

お知らせ

大阪大学発ベンチャーであるアイポア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:直野典彦)は、大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社(本社:大阪府吹田市、代表取締役:清水 速水)を無限責任組合とするOUVC1号ファンドを引受先とする第三者割当増資により、7月31日付で200百万円の資金調達を実施しました。OUVC1号ファンドはアイポアに対して2018年11月に150百万円、2020年7月に200百万円の投資を実行しており、今回が3回目の投資実行となります。

アイポアは大阪大学産業科学研究所 谷口教授および鷲尾教授の研究成果を基に、2018年9月に設立された大阪大学発のベンチャー企業です。

アイポアは、ImPACTプログラム(内閣府主導の革新的研究開発推進プログラム)において、大阪大学が中心となって開発した「ナノポアによる1粒子識別技術」を活用して感染症検査の医療応用を目指すベンチャー企業です。アイポアの粒子識別AI技術は、大阪大学産業科学研究所の谷口教授によるナノ粒子計測の研究成果と、同研究所鷲尾教授によるAI識別技術の研究成果を組み合わせることにより生まれました。

アイポアは今回調達した資金を活用して、現在開発中のアイポアプラットフォームを利用したPOCT(ポイント・オブ・ケア・テスティング)向け検査製品の開発を加速するとともに、検査製品のバリエーションを増加していきます。これにより、様々な疾患の検査・治療のフローを改善することで、患者の救命や予後の改善の実現を目指します。

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アイポア株式会社の概要
【会社設立】2,018年9月
【事業内容】粒子識別AI技術を用いたセンサデバイスの販売、AI解析ソフトウェアの提供
【所在地】東京都
【代表取締役】直野 典彦

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