かんぽ生命保険と大阪大学の連携推進の会合を開催しました

2025.08.29(金)

お知らせ
開催日

2025.08.07(木)

 株式会社かんぽ生命保険と大阪大学は8月7日、本学吹田キャンパスにおいて両者の連携推進のための会合を開催しました。
 本学とかんぽ生命保険は2023年1月31日に覚書を締結し、共創による未来社会の創造とアカデミアを核とした資金循環の促進に向けて、協力して取り組みを進めています。2023年より、双方の役員と関係者が集まり、連携の進捗や今後の活動に関してディスカッションを行うための会合を大阪と東京で交互に開催しており、今回は大阪で開催となりました。かんぽ生命保険の皆様に本学キャンパスへお越しいただき、研究・インキュベーションの現場を視察いただく内容で開かれました。
 当日は、本学の熊ノ郷総長とかんぽ生命保険の谷垣取締役兼代表執行役社長による挨拶のあと、「『いのち』を考える-人々のウェルビーイング向上」をテーマに、本学の研究・インキュベーション施設の視察を実施しました。最初に、本学医学系研究科循環器内科学/ D3センターの坂本特任講師(常勤)から心不全についての研究内容や本学発スタートアップ・株式会社リモハブとの共同研究について説明がありました。続いて、かんぽ生命保険の花田執行役から、かんぽ生命保険におけるラジオ体操施策の研究について説明いただきました。その後、本学発スタートアップ・株式会社ステムリムの玉井取締役CSOから、再生誘導医薬の開発、こころと医薬開発との関係性について説明があった後、本学再生誘導医学協働研究所の新保特任教授(常勤)から、研究施設の見学を実施いただきました。
 さらに、大阪大学・日本財団感染症センターにて、本学薬学研究科の辻川特任教授(常勤)から感染症総合教育研究拠点における今後の創薬支援研究と、本学発スタートアップ・株式会社HOISTの活動の紹介がありました。
 今回の会合では、参加者から「もっと聞いていたかった」といった声が多数寄せられ、会合への高い満足度と、本学の研究・インキュベーション活動への高い関心が伺えました。
 研究内容の発表や現場の視察は、本学の研究シーズや社会実装展開の理解促進に繋がるとともに、「こころ」と「からだ」の幸せという本学とかんぽ生命保険がともに重要視するテーマについて活発な意見交換が行われ、それぞれの知見や視点を共有することで、今後の連携における大きな示唆を得ることができました。
 今後も覚書に基づく連携をさらに深化させ、アカデミアを核とした資金循環の促進への取り組みを進めてまいります。


▼役員集合写真(テクノアライアンス棟 副機構長室にて) 

▼参加者集合写真(大阪大学・日本財団感染症センターにて)

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