かんぽ生命保険と大阪大学の連携推進の会合を開催しました
2024.07.24(水)
株式会社かんぽ生命保険と大阪大学は7月2日、かんぽ生命保険本社において両者の連携を推進する会合を開催しました。
本学とかんぽ生命保険は2023年1月31日にESG投資の推進に向けた連携・協力に関する覚書を締結し、共創による未来社会の創造とアカデミアを核とした資金循環の促進に向けて、①アカデミアと連携したイノベーション・エコシステム形成とインパクト創出に関する検討、②社会的インパクトの計測・評価等に係るマネジメントの手法開発・実施と人材育成、③アカデミアの研究成果を活用したスタートアップを主な対象とする資金供給に関する検討、④専門性を有する高度なベンチャーキャピタルとの連携・支援などについて協力して取り組みを進めています。今回、双方の役員と関係者が集まり、連携の進捗や今後の活動に関してディスカッションを行うための会合が開かれました。
▲かんぽ生命保険本社・前島ホールにて |
当日は、かんぽ生命保険の志摩俊臣代表執行役副社長と、本学の西尾総長による挨拶のあと、かんぽ生命保険の春名貴之専務執行役から、かんぽ生命保険における責任投資や連携の取り組みについて説明があり、続いて大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社の清水速水代表取締役社長と、D3LLCの永田智也マネージング・パートナーから、各ファンドの概要と実績の紹介が行われました。
▲大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社 清水速水 代表取締役社長 |
▲D3LLC 永田智也 マネージング・パートナー |
続いて、人々のウェルビーイング向上、地球環境保護への貢献、社会・経済の3つの視点からの活動について、本学レーザー科学研究所の兒玉了祐所長、医学系研究科の平田雅之招へい教授、感染症総合教育研究拠点の大竹文雄特任教授の3名と、本学発スタートアップ企業の代表者の4組がプレゼンテーションを行いました。また、人材の採用・育成について、かんぽ生命保険のインターンシップや採用の状況と、本学の先導的量子ビーム応用卓越大学院プログラムの紹介が行われました。
それぞれのパートでは活発な質疑応答が行われ、この度の会合を通じて両者が更に連携を深め、社会課題解決とイノベーションの創出を進めていくことが確認されました。
▲リバスキュラーバイオ株式会社 大森一生 代表取締役社長兼CEO |
▲株式会社JiMED 中村 仁 代表取締役 |
▲株式会社EX-Fusion 松尾一輝 CEO |
▲会場の様子 |